わたしの母校の大先輩でもある、「101歳の現役医師」として有名な聖路加国際メディカルセンター理事長の日野原重明さんが、看護師の重要性について・看護師の役割とはについて講演されています。
看護師の診断技術向上を目指す連続講義「ナースのための高級診断術」を予定。101歳の高齢にも関わらず、2時間30分/日、なんと計11回も日野原さん自らが講義されます。
日野原さんは、「医療の向上は看護師の資質向上から」が持論で、今回の看護師の重要性についての講義も「命がけでやります」と開始前に元気にコメント。
また、ご自分が医師になりたての頃、危篤患者が次々と運び込まれる感染症専門病院で働き、気管切開などをベテランの看護師から教わった体験から「これからの日本では、看護師にもっと幅広い仕事をしてもらわなければ」と発言されています。
内科医として臨床に携わる一方、聖路加看護大学長時代には、日本で初めて看護学の博士課程を同大に創設するなど、看護教育に注力されてきましたが、現在のことろ、日本では看護師の業務を「診療の補助」などと法律で定めており、看護師が診断をすることはできません。
そこで「医師は専門には詳しいが全体を見ない。看護師が診断技術を磨くことで、医師以上に良い医療を提供できる」と、法律の見直しを訴える。
この日野原さんの話と関連して、政府の規制改革会議で看護師が行える医療行為の拡大など、全52項目が協議されています。(2013年7月〜2014年6月)
国内の医師不足は特に地方を中心に深刻化しているのが現状です。
医師の負担を軽減し、高度な治療に専念させるためにも、技量に応じて看護師の行える医療行為の範囲を広げる必要があると判断し、規制改革会議で具体策に看護師業務の拡大検討を52項目にわたり協議されています。
今後、医師と看護師の効果的な役割分担が実現できれば、患者さんの病院での診察待ちの時間短縮など様々な業務効率化が考えられます。
(資料参考:毎日新聞)
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