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看護師の医療行為について

チェックポイント

看護師さんの間で、気になるのが「看護師の医療行為」についてではないでしょうか。
つい先日、ニュースで・・・厚生労働省は11月8日、医師の具体的な指示がなくても、看護師が一部の医療行為ができる制度の創設を決めた。国指定の研修を修了すれば自身の判断で、気管挿管や脱水患者への点滴などをできるようにする。医師がいなくても患者の変化に素早く対応できると期待される。・・・と報じられていました。

 

でも、この「看護師の医療行為」については賛否両論のようです。
例えば、賛成派の意見としては、医師不足で困っている地域は多いため、看護師の医療行為の範囲が広がることで、医師の業務負担の軽減になる。医師は高度な治療に専念させることができるメリットがある。また、病院での待ち時間の短縮も考えられる。

 

それに対して慎重派の意見としては、現状、医師と同じく看護師も不足しており、負担が大きいのは医師と同じである。また、医療の安全面は勿論のこと、医療事故が起きた際に看護師を守る上でも、危険な医療行為は除外する必要があるとした。一例を上げると、危険が伴う、気管挿管などについては、「特定行為から外すべき」という意見を日本医師会から出ています。

 

【補足】
■特定行為41について
床ずれで壊死(えし)した部分の切除や点滴中の高カロリー輸液量の調整、抗不安薬をのませるなど、医師が主にしてきた41の行為を「特定行為」と呼ばれている。
・研修を受けた看護師は、医師が事前に示した手順に従い、自身の判断でできるようにする。
・一般の看護師も、医師の具体的な指示があればできると明確にする。

 

さて、看護師の皆さんはこの「看護師の医療行為」についてはどうお考えでしょうか?

チェックポイント

ちなみに、看護師さんの転職理由の中に、「医療事故の不安」というのもありました。

■環境的な理由で転職したナースの転職理由
・長時間勤務
・夜勤が多い
・医療事故の不安
・休みがなかなか取れない
・人間関係が悪い
(参考資料:日本看護協会・調査報告書)
>>看護師の転職理由&転職しない理由

 

以前、ご紹介した聖路加国際メディカルセンター理事長の日野原重明さんは、「これからの日本では、看護師にもっと幅広い仕事をしてもらわなければ」と発言され、「医師は専門には詳しいが全体を見ない。看護師が診断技術を磨くことで、医師以上に良い医療を提供できる」と、法律の見直しを訴えておられます。
>>看護師の重要性について〜日野原重明さん(101歳現役医師)

 

それぞれの立場で、考えや意見は異なりますが、看護師自身の判断で一定の医療行為を行うことができるようになる、「看護師の医療行為」の制度改正案については、しばらく注目が続きそうです。

 

(参考資料:看護師の医療行為解禁へ/ 朝日新聞デジタル)

 

 

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