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看護師の将来を考えた本『看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく』

看護崩壊

今回は、『看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく』 (小林美希 著)をご紹介させていただきます。

 

この本については、まず、衝撃的な題名『看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく』に目が留まりました。看護師の過酷な労働状況に一石を投じており、医療現場の人間同士でいろいろ考えさせられます。
各章のタイトルには「やりがいと苦悩のはざまで 看護師が消える理由」など悲観的なものもありますが、最後の章では、「命を守るため今こそ看護問題と向き合おう」と前向きなタイトルになっており。職場単位でできることは何かを考えさせられる内容になっています。

 

この本は2025年問題について警鐘を鳴らしています。
2025年問題とは少子高齢化が進行して、75歳以上の人口が18%以上を占める、いわゆる超高齢化社会問題のことです。医師や看護師不足で医療が必要な高齢者を支えられないと推測されている。ちなみに、日本の人口のピークの年は2004年で12,779万人でした。グラフや図解でわかり易く状況を説明されています。
2025年と言えば、東京オリンピック(2020年)の5年後でもうすぐです。他人事と考えるのではなく、今こそ皆の英知を集めて新しい仕組みや対応策をスタートしなくては・・・と自分自身も真面目に思いました。

 

2025年問題

【補足】2025年問題〜高齢者人口の推移
(参考資料:厚生労働省統計データより)
世代別の人口が特に多い団塊の世代(ベビーブーム世代)が2025年に75歳になります。
2015年には団塊の世代が、前期高齢者(65〜74 歳)になり、その10 年後の2025年には高齢者人口は、約 3,500万人に達すると考えられます。
これまでの高齢化の問題は、高齢化の速度が問題でしたが、2015年(平成27年)以降は、高齢者数の多さが問題となります。 特に首都圏における高齢化が顕著になることがデータから読み取れます。
その他に高齢者の要介護、認知症が社会的に大きな問題になることが推測されます。それを支える医療現場の人員不足に対して、早期に対策を打つ必要があると考えられます。

 

※『看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく』 (アスキー新書)」にはKindle版もあります。

 

この本は最後に医療業界の関係者からの改善策をまとめており、著名な業界人のインタビューも掲載されています。
・川嶋みどり(日本赤十字看護大学教授) 「看護の自立は療養上の世話」にある
・本田宏(済生会栗橋病院副院長) 国民の生存権を守るため霞が関と闘う
・田中千恵子(日本医療労働連合会中央執行委員長) 今こそ連帯し、運動の力で増員を実現する


著者紹介

著者イラスト

小林美希 著
労働経済ジャーナリスト。(1975年)茨城県生まれ。神戸大学法学部卒業。株式新聞社、毎日新聞社編集部記者を経て、2007年よりフリージャーナリスト。労働関係、特に若者の雇用、結婚、出産・育児と就業継続などの問題を中心に執筆。

 

小林さんの他の著書
『ルポ 産ませない社会』
『ルポ 正社員”の若者たち 就職氷河期世代を追う』
『ルポ 正社員になりたい 娘・息子の悲惨な職場』(影書房/2007年日本労働ペンクラブ賞受賞)等


目次紹介

★『看護崩壊 病院から看護師が消えてゆく』の目次を覗いてみましょう!(^o^)丿

目次
第1章 医療崩壊を加速させる「看護師不足」の深刻さ(医師不足の陰に隠れる看護師問題「2025年問題」を支えきれない ほか)
第2章 夜勤と2交代勤務の増加が現場をむしばむ(失われる母性保護「職場流産」の実態 ほか)
第3章 制度に翻弄される看護師と患者の悲劇(制度に左右される看護労働の実態点数のつかないオペ室の疲弊 ほか)
第4章 やりがいと苦悩のはざまで 看護師が消える理由(L字カーブの就業率激務の中、無力感?新人看護師の苦悩 ほか)
第5章 命を守るため今こそ看護問題と向き合おう(職場単位でできることは何か 労使の新しい形を築く ほか)

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